PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案に、末満健一が脚本・演出を手掛けたストレートプレイ版の舞台化作品。
2016年5月に初演である「虚伝 燃ゆる本能寺」を上演し、再演や小田原城天守閣前で一夜限りで行われた野外公演、日本国内で唯一の客席が360度回転する劇場・IHIステージアラウンド東京での公演、2020年に上演予定だったがコロナ禍の影響を受け、科白劇として上演された綺伝の本公演を2022年3月~5月に上演。そして2023年2月には、これまでの刀ステシリーズとは異なる切り口で描かれた「禺伝 矛盾源氏物語」を上演。さらに同年8月には「七周年感謝祭 -夢語刀宴會-」を開催し、同年10月~11月に「山姥切国広 単独行 -日本刀史-」、2024年6月~7月に「心伝 つけたり奇譚の走馬灯」を上演。2025年2月~3月に「十口伝 あまねく刻の遥かへ」を上演。同作は刀ステシリーズ初となる短編連作集(オムニバス)で、これまで脚本・演出を手掛けてきた末満は総監督として脚本と演出監修を務め、さらに元吉庸泰、竹村晋太朗、片岡百萬両の3名が末満とともに脚本を担い、演出は末満監修のもと元吉が務めた。同年7月~8月には「士伝 真贋見極める眼」の上演を予定している。これまでシリーズ17作品を上演。
重厚で心打たれるストーリーや、刀剣男士の美麗で個性豊かなヴィジュアルの再現、そして圧倒的熱量の殺陣などで観客を魅了し、多大な支持を得ている。
シリーズを通して様々に伏線が散りばめられ、今後の展開にも非常に注目が集まっている。